校了直後でちょっとハイ(はるき)

■昨日は『日経キャラクターズ』の発売日。登場すること自体は噂に聞いていたが・・・。アプローチの方法がまったく異なるとは言え、ほぼ同時期にアニメ・ゲームな雑誌が一般誌の別冊として登場するとはねぇ。ちなみに、編集部兼販売部員の私としては、これはライバルの登場じゃなくて、本誌が売りやすくなる好材料だと思っている。なぜなら「これと一緒に店頭展開してください」と話をしやすいから。

■出版営業の世界というのは他の営業とちょっと違っていて、確かに版元同士で書店の棚や平台を取り合うという意識もあるけれど、どっちかっていうと、何冊かが集まって一つの集団を成すほうが結果的に良い効果なんじゃないかと。例えば、これからSARS関連本がどんどん出てくるだろうけど、1冊だけより複数並んだほうが書店もコーナーが作りやすい。そんな中でどれが一番売れるか、というのは商品力の勝負になってくる。

■てなわけで、『PONG!』にどの程度の力があるもんかいね。本日は校了日で、夕方から朝にかけて100ページ以上を一気に読んだんだけど、どれも面白いわ。自分にとっては。後は、一緒に面白がってくれる人が何人いるか、ってことなんだろう。

■朝ラッシュの時間に帰宅。今日は昼から書店さんの大きな会合がある。ネクタイを締めてちゃんと仕事をせねば・・・と思いつつ、こんな時間から缶ビールを空けている(笑)

■今回、表紙および巻頭でソニンを撮影したのは藤代冥砂さん。彼の写真展が今日から17日まで、銀座・Kodak Photo Salonで開催されています。

■いつの間にか発表されていた、年内発売予定のPSX。「PSX」という呼称は、もともとプレイステーションが発売前に使っていたコードネーム(俗称だったかな?とにかく発売前に言われていた名前)。ということは、「これこそがソニーのスタンダードになる」というメッセージなのだろうか。SCEからじゃなくてソニー本社から発売になるというのも何となく納得。次号ではこの辺もちゃんと採り上げたいな・・・。

■ところで、相方のおさむ君というのは非常に頼りになる人物で、校了直前に自分が気づかなかった致命的な誤植を最後の最後で幾つも見つけてくれた。そんだけ見逃してる私が問題なんだが・・・。よく人から「詰めが甘い」と怒られることが多いので反省はしてるんですけど。これからもフォローよろしくな>おさむ君